【世界遺産】武将達が眠る地で、人生と死に思いを馳せる
2017年6月29日
みなさん突然ですが、ふとした瞬間に『自分は歳を重ねていつか死ぬのか』『死ぬのやだな、こわいな』って思うことありませんか?
僕はとてもあります。
うだるような夏日が続く中、そろそろお盆の時期になりますね。
この季節の「墓参り」といえば、子供の頃はわけもわからず虫にさされにいくだけの退屈な行事でしたが、最近ではやっと悪くないなと思うようになりました。
故人を思い出し(1割)、自分の死について考える(9割)ことで、とてつもなく今この瞬間が尊く思えるものです。
今回は結婚や出産などのライフイベントを経て、生きることと死ぬことについてちょっと立ち止まって考えて見たい。自分探し大人期のあなたに、とっておきの世界遺産を紹介します。
目次
- ・大人が自分を探したい時、半生を省みに訪れる場所がある
- ・武将からヤクルトまで、眺めても楽しいお墓3選(不謹慎)
- ・最後は”じゃばら”で気分も喉もリフレッシュ
大人が自分を探したい時、半生を省みに訪れる場所がある
「宿坊」という場所を聞いたことがありますでしょうか。
お寺にある宿泊施設のことで、修行僧が寝泊まりしている場所のことですが、実はここは一般の方でも泊まれたりします。
でも普通に考えて、旅行時にお寺には泊まらないですよね。
ではとんな時に利用すべきかというと、表題の通り「人生や死に向き合いたい時」です。
お寺と僧侶に囲まれる明らかな異空間は「そういうモード」で行くとなんともいえない心地よさがあります。
「そういうモード」じゃない時にいったらくそつまんないただの和室だとも思います。
こればっかりは空気感として伝えづらいので、皆様ぜひ死ぬのが怖くなったら訪れて見てください。
この記事の下部に私も泊まったおすすめの宿を載せておきます。
ちなみに”1回行ったことある側”からすると、人生で1回も行ったことないのはもったいないなと思います。
超絶歴史が重ねられた場所は、人生で1回は訪れた方がいいと自信をもって言えます。
武将からヤクルトまで、眺めても楽しいお墓紹介(不謹慎)
高野山にある「奥の院」という、とにかくいろんなお墓がひたすら並ぶ一帯は純粋に歩いていて新鮮でした。
お墓を楽しむなんて不謹慎で恐縮ですが本当に様々なお墓があり、歴史や社会が好きな方は特に楽しめると思います。
見所1. 「織田家」と「明智家」のお墓がある。
ちなみに「豊臣家」も「徳川家」もありました。
あれだけ戦国時代にやいのやいのした武将たちも、結局死んだら同じ墓なんだというなんとも複雑な心境です。
豊臣家のお墓
見所2. お世話になっているの方々お墓探し
武将だけでなく、企業や有名人のお墓もたくさんあります。
先祖を遡ってみるとか、お世話になっているクライアント企業のお墓を探してみてお礼やご挨拶をしてみてはいかがでしょうか。
ちなみにエアトリッパーの知人がお世話になっている企業もありましたのでご挨拶しておきました。
特にお世話になっていないけど皆さんが拝んでいたお墓
見所3. おもしろい形の暮石さがし
死してなおなにかを残したい方々も多いようで、素敵な佇まいの暮石も多くみられました。
またまた不謹慎かもしれませんが、職人さんが生み出したアートに近い感覚としても楽しめます。
ちなみにエアトリッパーやヤクルトに感動しました。
ヤクルトのお墓
最後は”じゃばら”で気分をリフレッシュ
宿坊で一夜を過ごし、一通り人生について思考を巡らせたところで脳のリフレッシュは完了です。
あまり考えすぎて引きずるのもよくないので、和歌山にきたのであれば最後は「じゃばらジュース」を飲んでスッキリしましょう。近くのお土産やさんで飲むことができるそうです。
「じゃばら」とは和歌山にある柑橘系のフルーツですっきりとした口当たりです。
「邪を払う」という意味もあるので、まさに宿坊明けにぴったりですね。
(写真は実はライム)
これでとりあえずはいろんなもやもやを受け入れ、今を生きようとなりました。
皆様もぜひお試しください。
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エアトリッパー[外部ライター]
「その時期、場所でしか出会えないものに出会う」旅をしています。ブログを見た皆さまがまるで旅をした気分になれる「エアトリップ」を体験できるように記事を書くことを心がけています。