鮭の遡上を見て、旬のイクラを北海道に食べに行く
2017年7月1日
産地で食べる食材は、やはり取り寄せたものと比べると一味違うと信じている北海道出身のENYSiトラベル研究員が、イクラが食べられないお子様も、イクラ好きの大人も楽しめるプランをご紹介します。
目次
- ・遡上する鮭を見て、ありがたみを実感
- ・前哨戦、夕食ビュッフェで北海道を楽しむ
- ・開戦、朝食ビュッフェで締めくくる
遡上する鮭を見て、ありがたみを実感
イクラが旬になるということは鮭が産卵のために川に遡上してくるということ!
そんな遡上してくる鮭を見ることができる「サケのふるさと 千歳水族館」をご紹介します。私も年1回お盆の時期には本能的に足が向いてしまいます。
見ごろは遡上量の多い9月~10月ですが、8月下旬から11月中旬くらいまで鮭の遡上を見られるのでご安心ください。
施設名:サケのふるさと千歳水族館(北海道千歳市)
隣接している千歳川の中を観察できる水中観察ゾーンでは、たくさんの鮭を間近で見ることができ迫力満点!子供はもちろん大人も鮭の迫力にビックリします。
一番の見せ場はなんといっても、1896年から設置されている水力だけで動く捕魚車(インディアン水車)で鮭を捕獲するところです!捕獲された鮭が暴れる際に聞こえるビチビチビチという音は鮭の力強さを感じさせてくれます。
また、この施設は食用ではなく、ふ化事業のために捕獲をしており、鮭の維持や増大を担っている施設なのです。インディアン水車がない時代には定置網漁で捕獲して日本の食卓を守っていたと思うと感謝しきれませんね。
▼インディアン水車について詳しく知りたい方はこちら
http://chitose-aq.jp/map/indian.html
前哨戦、夕食ビュッフェで北海道を楽しむ
鮭の生態を学んだあとは、早速…と先走ってはいけません。折角北海道に来たからには他の食も楽しまなきゃ損ですよ!
そこでおすすめの宿が「サケのふるさと千歳水族館」から車で約30分のところにある「しこつ湖鶴雅リゾートスパ 水の謌」です。
札幌の女性が自分へのご褒美に宿泊するほど人気の宿で、温泉はもちろん、地元産の食材を活かした夕食のヘルシービュフェや暖炉で食べるマシュマロ、イクラ食べ放題の朝食ビュッフェと見どころ満載の宿となっています。
施設名:しこつ湖鶴雅リゾートスパ 水の謌(北海道)
評価:9.1
ヘルシービュッフェと言われていますがお子様ももちろん、男性も満足できる品揃えなのでご安心ください。
中でも甘党のトラベル研究員が個人的にオススメなのが、併設しているスイーツショップで作られている樽前山の溶岩ドームをイメージした「たるまえ山シュー」が夕食ビュッフェで食べ放題になっています。毎回宿泊するときには、今回は何個食べるか目標を立てて宿泊するほど絶品です!
ここで忘れてはいけないのは朝食にイクラ食べ放題が待っていること。
食後はちゃんと温泉も楽しんで、自分にあった枕を貸してくれる「ピローギャラリー」で枕を選んで翌日に備えましょう!
開戦、朝食ビュッフェで締めくくる
いよいよ決戦の朝です。
イクラが食用として広まったのは大正時代にロシアからと言われており、実は鮭に比べて歴史が浅いのですが、そんなことは知ったこっちゃありません。北海道の朝食はごはんにイクラ!最高の組み合わせですね。
と、またまた先走ってはいけません。旬なイクラを新鮮な状態で食べるためには新鮮なイクラについて説明しておきますね。新鮮なイクラは、弾力はあまり関係がなくて、主な見極めるポイントは2つです。
- ①卵一つ一つにハリがあって形がしかりしていること
- ②色艶があって光り輝いていること
さて、新鮮なイクラの見極めポイントと鮭のありがたみを再確認したところで、旬な北海道のイクラを思う存分お楽しみください。
ちなみに私はイクラの他にもイカ刺しやタラコでお代わりして、締めにはデザートもしっかり食べるので、昼食が入らずに後悔するので皆さんお気を付けくださいね!
施設情報
ライター情報
ENYSiトラベル研究員
北の大地が生んだ理系男子。レジャー業界でキャリアをスタートし、運営からイベント、WEBサイトの企画運用を担当していた。大抵の無茶ぶりには動じないM気質。