くつろぐゆるむ温泉湯治湯治宿

温泉湯治に行くなら!必携七つ道具

2017年8月2日

湯治旅、それは湯で心身の疲れを治す旅のこと。湯治宿と銘打つお宿では、温泉宿と違って敢えて過分なサービスがありません。それゆえ、湯治宿によっては用意されているアメニティが少なかったり、備品が少なかったりします。近年は、湯治宿と温泉宿の区別が少なくなってきており、充分なアメニティを用意してくれているところもありますが、事前にお宿をチェックして、不足するものは持ち込んでしまいましょう。逆転の発想で、お気に入りを宿に持ち込んでうきうきしちゃう、快適で楽しい湯治旅をお過ごしください。

目次

  • ・必携アイテム(1)シャンプー・トリートメント
  • ・必携アイテム(2)基礎化粧品
  • ・必携アイテム(3)ビニール製巾着袋
  • ・必携アイテム(4)ミニバッグ
  • ・必携アイテム(5)足袋風靴下
  • ・必携アイテム(6)延長・分配コード
  • ・必携アイテム(7)虫よけスプレー
  • ・あなたの心身を癒す現代湯治宿3選

必携アイテム(1)シャンプー・トリートメント

温泉宿、湯治宿が備えつけているシャンプー・リンスが肌に合わない時もありますよね。またリンスインシャンプーだと、少し髪の毛がきしんでしまうような経験もあるのでは?宿泊日数に応じて、お気に入りのトラベルポーチに、お気に入りのシャンプー・リンス・トリートメントをキットにして持ち込んでしまいましょう。但し、温泉・源泉の管理や環境配慮の観点から、無添加シャンプー・リンスを推奨する宿、設置している宿もありますので、ご注意くださいね。

必携アイテム(2)基礎化粧品

化粧水・乳液・クレンジング等は、今でこそアメニティとして設置するホテル・旅館は増えましたが、湯治宿ではあまり置いていません。また自分のお肌に合うものにしたいですよね。こちらも小さなポーチに入れてお気に入りをお忘れなく。


画像の説明を入れてください

必携アイテム(3)ビニール製巾着袋

ビニール製巾着袋は、温泉旅には万能なのをご存知でしたか?ビニール製巾着袋だと温泉や大浴場にお出かけする際に、下着や小物を入れても中身が見えないので手提げポーチとして使え、またお風呂上りには濡れたタオルを入れて持ち帰ることができます。湯上りには外でちょっと涼んだり、コミュニティスペースでお水を飲んだり等の際にも、タオルや下着が散乱せずに、ポーチに収まってくれますね。1枚荷物にしのばせておくと便利ですよ。

必携アイテム(4)ミニバッグ

先ほどご紹介したビニール製巾着袋には、バスタオルは入りません。温泉や大浴場に加え、外湯にお出かけする際にも便利なミニバッグを用意しておくと、荷物をひとまとめにできますよ。また食事に出かけたり、お財布や携帯をひょいっと入れて近くのコンビニ・スーパー・土産処等へ出かけたりするにも便利ですね。湯治宿や旅館の共通着でもある浴衣に似合う和柄やプレーンな手提げがあるといいでしょう。

必携アイテム(5)足袋風靴下

お風呂あがり、夏場はクーラーの影響を受けやすく、冬場は温めておきたいのが足元。せっかく温めた体を冷やさないためにも靴下を履いておきたいですね。湯治宿や旅館の共通着でもある浴衣に似合う靴下、それはずばり足袋です。近頃は、デザイン足袋風靴下が販売されていますので、ぜひおひとつ携えて湯治宿へお出かけください。湯治宿や温泉宿は、ちょっとした外出に草履や下駄を用意しているところがあります。足袋風靴下だと下駄にもぴったりなのです。そして館内を移動する際にもデザイン足袋風靴下だと、みなさん共通の浴衣姿でもきらりと個性とセンスが光りますよ。みなさんもお気に入りの足袋風靴下を見つけてみてくださいね。

必携アイテム(6)延長・分配コード

続いては延長・分配コードです。湯治宿・温泉宿は古い旅館が多く、当然ながら現代社会の電源事情を鑑みた設計にはなってはいません。テレビや虫よけ器具・行燈等のためにあるコンセントが多いので、部屋の片隅や、テレビ台の後ろの壁沿いにコンセントがある…ということが大半なのです。今では携帯やパソコンの充電のために、部屋の中心まで引っ張れたり、複数コンセントが欲しかったりするところ。それを解決してくれるのが延長・分配コードなのです。お布団のそばまで携帯を引っ張ることができてアラームになってくれるし、部屋の中心でパソコン作業もできちゃいますよ。お宿が用意してくれている場合もありますが、延長・分配コードが快適さを倍増させてくれますので、必要な方はぜひ1本お持ち込みください。但し、延長・分配コードを使う際には、備え付けのテレビや行燈の電源は外して使う等、お部屋の電源容量上限にはご注意くださいね。

必携アイテム(7)虫よけスプレー

湯治宿・温泉宿は山や川等、自然溢れる場所にあることが多く、虫とも上手にお付き合いが必要です。外に出かける際、縁側で涼む際、夜ホタルを観にいく際、浴衣の足元は狙われています。お宿が用意してくれている場合もありますが、日中や移動中のことも考慮すると携帯用の「MY虫よけスプレー」があってもいいでしょう。昨今は肌にも自然にも優しいオーガニック・アロマ系スプレーもありますので、お気に入りを見つけてみてくださいね。

「湯治に行くなら!必携七つ道具」のご紹介でした。意外なものも多かったでしょうか?お気に入りグッズでさあ、あなたも心身癒す湯治宿へお出かけしましょう。

あなたの心身を癒す現代湯治宿3選

●サリーガーデン柳屋

〒874-0043 大分県別府市鉄輪井田2

●養生館はるのひかり

〒250-0311  神奈川県足柄下郡箱根町湯本554

●峩々温泉
〒989-0901 宮城県柴田郡川崎町大字前川字峩々1番地

ライター情報

湯治女子 シヅカ

湯治女子 シヅカ

広告代理店を経て、地域創生コンサル会社に勤務。大好きなビールよりも、一人旅と温泉と湯治場を愛する。アラフォーに片足を突っ込んだころに幸せを見つけた元癒し欠乏症患者。保有資格は、温泉入浴指導員、温泉ソムリエ、温泉観光実践士。

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修行したいって思ったこと、ないでしょうか。


人生の節目で迷っているとき。
だらしない自分に活をいれたいとき。
ベスト・キッドを15年ぶりに観たとき。


余談ですが、筆者は大学生の時に、お坊さんの資格をとるために本山で修行しました。
髪を0.5ミリに切りそろえて朝4時から井戸水かぶったり、何時間も正座したり。
上京まもなく「東京たのしーーーッす」とアタマ花畑状態だった私には拷問同然でしたが、終わった後は顔つきが穏やかになったと評判でしたし(2か月くらい)、就活でエントリーシートのいいネタになりました。

なお、浄土系は修行がかなりライトなこともあり、坊主トークの際に
「浄土って修行期間どれくらい?あ、2週間くらい。へえェー。うち1年。」
みたいな謎のマウンティングを仕掛けてくる禅宗系の人が稀にいるので気を付けましょう。

 

実は、一般の方でも心身の鍛錬のために修行ができるところがあるのです。

そんなわけで今回は、気を引き締めていくべき修行が体験できる宿坊/お寺をランキング形式で紹介いたします!
*完全に筆者の主観です。

2017.06.29